過去形のテストは、yesterday を見て動詞を変換させる問題になりがちです。でも実際の英語で過去形を使う場面は「変換」ではありません。だれかに思い出を語るとき、週末の出来事を伝え合うとき——過去形は「共有したい過去がある」から使う文法です。このサンプルは、カナダのペンフレンドLeoとの文通開始を舞台に、その必然の中で過去形・was/were・過去進行形を測る中間テストの設計見本です。
この教材で解決できる悩み
- 過去形の問題が「動詞の変換ドリル」の寄せ集めになってしまう
- 不規則動詞の暗記チェックと「使える力」の評価を、1枚のテストで両立させたい
- 中間と期末の範囲切り分け(過去と未来)を、テストの物語としても筋を通したい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年・1学期中間(一般動詞の過去形・was/were・過去進行形。全教科書対応) |
| 形式 | 生徒用4ページ+教師用2ページ(設計表・台本2本・解答と許容範囲・評価規準/評価基準・カスタマイズ) |
| 配点 | 100点満点・全小問に配点明記(知技2点/思判表3点/応用4点/ライティング10点) |
| 難易度 | 標準版(基礎版・発展版と同一場面・同一設計) |
| 編集 | Word版で固有名詞・行事・本文を自校に差し替え可 |
物語は「文通の始まり」——期末で来日する友だち
このテストの相手は、1学期期末版と同じカナダのLeoです。中間は「文通が始まったばかりの5月」。ボイスメッセージを聞き、チャットで週末を語り合い、交流会の準備をして、最初の返信メールを書く——全問が「Leoに自分の毎日を伝える英語」です。
そして期末で、Leoの来日が決まります。ここで初めてwill・be going toが登場する構図です。中間=過去(思い出の共有)、期末=過去+未来(来日の計画)。文法の階段が物語の展開と重なるので、生徒は「次のテストでLeoが来る」を楽しみにしながら、未来表現を「来日の準備のことば」として迎えます。
過去進行形は「写真の文法」として出す
was/were+〜ingの必然を作るのは案外むずかしいものです。このサンプルでは2つの場面で自然に登場させます。1つはチャットの「What were you doing at nine last night?(昨夜9時、何してた?)」——時刻を指定した瞬間の描写は過去進行形しか使えません。もう1つは発展版の大問7「花火が始まったとき、何をしていた?」——whenの瞬間と重なる動作です。どちらも「その瞬間の場面を切り取る」写真のような使い方で、変換ドリルでは測れない理解を見ます。
大問構成
| 大問 | 場面 | 測る力 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 1 リスニング | Leoのボイスメッセージ+週末についての友人との対話 | 過去の出来事の聞き取り・聞いて過去形で書く | 20 |
| 2 文法・語い | Leoが参加した学級チャット(went/won/saw/was -ing) | 文脈の中の過去形・過去進行形 | 20 |
| 3 場面のやり取り | オンライン交流の接続テスト(聞き返し・ほめる・写真の説明) | 場面に応じた表現の選択 | 10 |
| 4 資料読解 | 国際交流デーのお知らせ+発表ブース一覧 | 目的をもった読み・相手の希望との統合 | 20 |
| 5 教科書本文 | 貼り付け枠+発問5層 | 概要把握と本文をふまえた表現 | 20 |
| 6 ライティング | Leoへの最初の返信メール「わたしの週末」 | 過去の出来事を読み手に伝わるように書く | 10 |
観点比率は標準54:46。中1の57:43から思考・判断・表現へ比重を移す学年進行の設計は、シリーズ共通です(使い方ガイド参照)。
シリーズの中での位置
年間は中間→期末(Leoの来日決定)→2学期(ホームステイのJack)→学年末(NZ研修準備)と続きます。学期制ごとの使い分けは使い方ガイドへ。