be動詞と場所を表す前置詞(in / on / under / by)は、教科書の絵だけで教えると「日本語訳の暗記」になりがちです。TPR(Total Physical Response)なら、指示を聞いて体を動かすだけで、意味理解と定着が同時に進みます。英語が苦手な生徒も「動けばいい」ので参加のハードルが低く、1学期の学級づくりにも効きます。
この教材で解決できる悩み
- 入学直後で英語への苦手意識が固まる前に「英語は楽しい」を体験させたい
- 前置詞のイメージが定着せず、いつまでも日本語訳に頼ってしまう
- ALTとのティームティーチングの役割分担が毎回あいまい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学1年(SUNSHINE 1 PROGRAM 3) |
| 文法項目 | be動詞(存在のbe)+ in / on / under / by |
| 形式 | 授業案A4・3ページ(指示フレーズ50本リストつき) |
| 所要時間 | 50分×1コマ |
| 準備物 | ぬいぐるみ等の小物1つ、(あれば)タイマー |
授業の流れ(50分)
ウォームアップ: 教師モデル(10分)
教師(またはALT)が "I'm by the window." と言いながら実際に窓際へ移動して見せます。3〜4例見せたら、生徒は聞いて指差すだけの段階(listen & point)へ。発話を急がせないのがTPRの原則です。
展開1: 全員で動く(15分)
"Stand by the door." "Put your pen under the textbook." など、付属の指示フレーズリストから教師が指示を出し、全員が動きます。指示は易→難の順に並べてあるので、上から順に使うだけで成立します。
展開2: 生徒が指示役(15分)
4人グループで、生徒が交代で指示役になります。指示役はリストを見てOK。「言えた・動けた」の成功体験を全員に保証します。
まとめ: 文字との接続(10分)
最後に本時の指示文を3つ板書し、口頭で慣れた文を文字で確認します。音→意味→文字の順に接続するのがポイントです。
ティームティーチングの役割分担
- JTE: ルール説明・グループ編成・つまずいている生徒の支援
- ALT: モデル提示・指示出し・発音フィードバック
指示役が回らないグループには、ALTが入って一緒に指示を出すと停滞しません。
評価について
本時は記録に残す評価は行わず、観察メモに留めるのが現実的です。文字での定着はPROGRAM 3末の小テストで測ります。
投影版パワーポイント(Premium)
この授業案には、導入用のヒントクイズ投影版パワーポイント「わたしはだれでしょう?クイズ」(6問・ヒントが1枚ずつ増える→クリックで正解・話者ノートつき)が付属します。モノや動物になりきった I am 〜. のヒントで正体を当てる形式で、答え方を You are 〜! に固定すると、導入だけで I am / You are のペアが30回声に出ます。つないで映すだけで、この授業案の導入15分がそのまま始められます。ダウンロードはPremium特典です。