中学最初のパフォーマンステストは、点数をつける行事ではなく「人前で英語を話せた」という成功体験を全員に配る行事です。このキットは、その設計思想ごと持ち帰れる自己紹介スピーチの一式です。
この教材で解決できる悩み
- パフォーマンステストの採点が主観的になり、つけた点に自信が持てない
- 課題・ルーブリック・記録用紙を毎回ゼロから作っていて手が回らない
- 話すのが苦手な生徒への配慮と、評価の公平さを両立できない
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学1年(中1・be動詞/一般動詞) |
| 構成 | A4・3ページ=生徒用課題カード/教師用ルーブリック+運用手順/採点記録シート |
| 時間 | 1人30秒〜1分(全体: 1コマで20人目安) |
| 評価 | 4観点(達成・正確さ・流暢さ・態度)×3段階=12点満点 |
このテストは何を・なぜ測るのか
測る力は「聞き手に向かって、まとまりのある自己表現を一人でやり切る力(話すこと[発表]の第一歩)」です。
中1の1学期は「人前で英語を話す=こわい」が固まる前の唯一の時期。ここで全員に成功体験を配ると、以後3年間の発表活動の土台(心理的安全性)ができる。ペーパーテストでは測れない「声に出す勇気」を、評価の形で承認するのが目的。
この「ねらい」は教師用ページ(2ページ目)にも印刷してあるので、学年の先生間で評価の目的を共有するときは、そのページを1枚渡せば済みます。
ゴールと場面
このテストのゴールは「30秒、原こう用紙を見ずに、クラスに自分を紹介できる」こと。課題には目的・場面・相手を明記してあり、「be動詞/一般動詞を使って話しなさい」ではなく、場面が自然にその形を呼び出す設計です(定期テストv2.1と同じ思想)。
採点のブレを止めるルーブリック
評価規準(B=おおむね満足の姿)を観点ごとに文章で固定してあるので、採点者が変わっても目線がそろいます。
| 観点 | B(2点)=おおむね満足の姿 |
|---|---|
| 達成 | 4文程度で名前・好き・していることが伝わった |
| 正確さ | 誤りはあるが意味が通じる(I am like〜等が1回程度) |
| 流暢さ | 間はあるが自力で最後まで話した |
| 態度 | ときどき顔が上がり、声はおおむねとどいた |
AはBに上乗せの姿、Cには「条件を1つ減らして再挑戦の機会を」という再挑戦の手立てをセットで用意——評価が「値踏み」でなく「次の一歩の指定」になります。聞き返し(Pardon?)は減点でなく加点対象と生徒用カードに明記してあり、本物の会話の技を教室の文化にします。
3点セットの使い方
- 事前: 課題カード(1ページ目)を配布し、準備の手順どおり練習
- 当日: ルーブリック(2ページ目)を教卓に、記録シート(3ページ目)を名簿順に——採点はその場で○をつけるだけ
- 返却: 記録シートの「メモ」欄の一言をそのままフィードバックに
Word版(Premium)なら課題の話題・ルーブリックの文言を自校仕様に編集できます。パフォーマンステスト全20種は教材検索のパフォーマンステスト絞り込みから一覧できます。