関係代名詞は中3文法の大ボス扱いされますが、直前に学ぶ分詞の後置修飾(the boy playing soccer)を土台にすれば、「名詞に説明をぶら下げる方法がもう1つ増えるだけ」です。この授業案は、職業当てスリーヒントクイズを通して who / which を「2文を1文にする接着剤」として導入します。文の構造分析は後日に回し、初日は「使えて当たる」体験に全振りします。
この教材で解決できる悩み
- 関係代名詞への苦手意識(大ボス感)を初日に植えつけたくない
- who / which の選択と語順を、文法用語なしで体感させたい
- 分詞の後置修飾との接続がうまく設計できない
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(ONE WORLD 3 Lesson 7) |
| 文法項目 | 関係代名詞・主格(who / which / that) |
| 形式 | 授業案A4・3ページ+クイズ作成シート(ヒント語彙バンクつき) |
| 所要時間 | 50分×1コマ |
| 準備物 | 印刷のみ |
授業の流れ(50分)
導入: 職業スリーヒントクイズ(15分)
教師が3つのヒントで職業を当てさせます。
- This is a person.
- The person helps sick people.
- The person works at a hospital.
正解(a doctor)のあと、種明かしとして2文を黒板で「合体」させます: This is a person who helps sick people. 「同じ言葉(the person)を2回言うのは面倒。だから2回目を who に替えて後ろにくっつける」——接着剤のメタファーだけで、この日は通します。動物・物のクイズで which に切り替え(This is an animal which lives in the sea.)、人=who / 物・動物=which の使い分けも、クイズの流れの中で気づかせます。
分詞との接続(8分)
既習の the boy playing soccer と the boy who plays soccer を並べ、「名詞のあとに説明をぶら下げる」共通構造を確認します。関係代名詞は新大陸ではなく、知っている地図の続きだと見せるのがこの8分の目的です。
展開: 生徒が出題者(22分)
クイズ作成シートで、グループごとにスリーヒントクイズを2問作って出題し合います。フレームは「This is a person/an animal/a thing + who/which + 説明2つ」。ヒント語彙バンク(works at / helps / lives in / is used for など)を印刷済みなので、初日でも全グループが作問できます。出題のたびに who/which の選択判断が発生するのがこの活動の稼ぎどころです。
まとめ(5分)
ベストクイズを1問再演し、「明日は目的格(the person を後ろから説明するもう1パターン)」と予告して終わります。
定着・受験への接続
クイズで作った文はそのまま英作文の解答パターン(人を紹介する条件英作文)に転用できます。帯活動のJUMBLE(整序トレーニング)に関係代名詞の文を混ぜ始めるのも導入の翌週からがベストタイミングです。どちらもこのサイトの関連記事で扱っています。