中3の学年末テストは、公立入試の2〜3週間前に行われることが多いテストです。この時期の発展版に求められるのは、もう「難しい問題」ではありません。入試本番と同じ比重・同じ形の負荷を、慣れた定期テストの形式で経験させることです。この教材は、標準版と同じ「先輩Oliviaとの卒業前のやり取り」ストーリー・同じ範囲のまま、支援を外して「読んで書く」大問を足した中3・学年末の発展版サンプルです。観点比率は思考・判断・表現53%——3年間のシリーズの最終到達点であり、入試の出題バランスとほぼ同じです。
この教材で解決できる悩み
- 入試直前の定期テストを、入試演習として機能させたい
- 発展版を作りたいが、難単語や例外文法で難しくするのは違うと感じている
- 難易度別に3種類のテストを作る時間がない
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年・学年末(仮定法・間接疑問+3年間の総まとめ。全教科書対応) |
| 形式 | 生徒用5ページ+教師用2ページ。標準版の構成に「読んで書く」大問7を追加 |
| 配点 | 100点満点・全小問に配点明記(知識・技能47点/思考・判断・表現53点) |
| 難易度 | 発展版(同一場面・同一設計の基礎版・標準版は別ページ) |
| 編集 | Word版で固有名詞・範囲・本文・配点を自校に合わせて差し替え可 |
支援を外し、統合を足す
3つの版は、同じ問題セットの支援量と統合の度合いを変えた別バージョンです。中3・学年末版の作り分けはこうなっています。
| 基礎 | 標準 | 発展 | |
|---|---|---|---|
| 大問2 チャット | 語群9語から選ぶ(10問) | 過去形にする語を提示(10問) | ヒントなしで補う(8問) |
| 大問3 場面のやり取り | 5場面 | 5場面 | 4場面(別れのあいさつを除く) |
| 大問4 資料読解の提案 | 応え方も選択式 | 日本語記述+英語1文 | 見学とウェブ調べの両立プランを提案 |
| 大問6 メッセージ | 条件2つ・書き出しつき | 条件3つ・30語以上 | 条件4つ・40語程度 |
| 大問7 返信ライティング | なし | なし | あり(読んで書く統合・10点) |
| 場面・ストーリー・測る力・配点の刻み | 共通 | 共通 | 共通 |
支援のつまみ(語群・選択肢・書き出しヒント)を外し、統合のつまみ(読んで書く)を足す。この2つだけで難易度は十分に動きます。
仮定法の質問に、仮定法で答える
発展版の大問7は、Oliviaから届いたメッセージへの返信です。質問は2つ——What do you want to try the most in high school?(高校でいちばんやってみたいこと)と、if you could visit me in Canada, what would you like to do together?(もしカナダに来られたら、いっしょに何をしたい?)。2つめの質問自体が仮定法で書かれており、読みほどくにも答えるにも仮定法の理解が要ります。現実の予定(高校の目標)と想像の話(カナダ訪問)を1つの返信の中で書き分ける——直説法と仮定法の使い分けそのものが、読んで書く統合の中で問われます。これは仮定法の運用としては入試より一歩踏み込んだ、しかし卒業前の生徒には実感のある課題です。
観点比率は、知識・技能の小問を絞った分を大問7に回して47対53。思考・判断・表現が過半を占める、このシリーズ27枚の最終形です。中1・1学期の57対43から始まった配点の階段は、ここで入試の比重に合流します。
標準版・基礎版との接続
テスト全体の設計思想(仮定法=願いの文法・50対50の到達点)は標準版のページで説明しています。最後の定期テストを全員の「書けた」で終える基礎版の考え方は基礎版のページへ。妥当性・信頼性を含めた作問の土台は中1・1学期標準版のページにあります。当サイトのテスト作りの相談(上位層が退屈している・入試前の総復習)とあわせてご覧ください。