教科書の題材(環境・技術・文化・働き方)は、実は意見が分かれる問いの宝庫です。本文を読んで内容理解で終わらせず、そこから論題を立てて30秒のミニディベートへ——AI technology makes our life better. 賛成?反対? 本文の事実を引用して主張すると加点、というルールが、生徒を論拠探しの再読に向かわせます。
進め方
- ①本文の題材から賛否の分かれる論題を1つ立てる(先生が用意 or 慣れたら生徒と)。「〜is good/better/necessary」の形が作りやすい
- ②立場をくじで決める(賛成班・反対班)——自分の本心と逆でも論じるのがディベートの練習価値
- ③作戦タイム5分: 本文から使える事実・数字を探してメモ(引用は加点、とここで予告)
- ④30秒攻防: 賛成の主張30秒→反対の主張30秒→賛成の反論30秒→反対の反論30秒。型は I think 〜 because .... / You said 〜, but ....
- ⑤判定は聞いていた生徒が「説得力」で挙手投票+「本文の事実を使ったか」を先生がボーナス判定。勝敗より「効いた一言」を全体で振り返る
この活動の急所
「立場をくじで決める」が、この活動の教育的な核です。本心と逆の立場を論じる経験は、物事に複数の面があることを体で教えます。そして本文引用の加点ルール——The textbook says 90% of... のように本文の事実を武器にした瞬間、読解と意見表明がつながります。
本文活用術シリーズの中での位置
帯(賛成?反対?ライン)→この活動(本文ディベート)→教科書のディベート単元(中3のミニディベート・Project)という段階設計で、意見を言う力が1年かけて積み上がります。