過去形の導入で一番もったいないのは、規則変化の説明から入ってしまうことです。生徒がまず必要なのは「あ、昨日の話をしてるんだ」という時制の感覚。この授業案は、教師の「昨日の日記」からウソを1つ見破るゲームで、過去形の文を文脈ごと大量に聞かせてから形式の整理に入ります。
この教材で解決できる悩み
- edをつける規則は覚えたのに、話すと現在形に戻ってしまう
- 不規則動詞をいつ・どう出すか、導入の設計が定まらない
- 教師の自己開示ネタで生徒との距離を縮めたい(1年生の3学期に効く)
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学1年(BLUE SKY 1 Unit 10) |
| 文法項目 | 過去形(規則動詞・頻出不規則動詞 go / eat / see / have) |
| 形式 | 授業案A4・3ページ+ウソ日記ワークシート |
| 所要時間 | 50分×1コマ |
| 準備物 | 教師自身の「昨日の写真」があれば最強(なくても可) |
授業の流れ(50分)
導入: 先生のウソ日記(15分)
昨日のこととして4文を提示します(例)。
- I watched a soccer game on TV.
- I cooked curry for dinner.
- I went to the gym.
- I ate 20 hamburgers.
「1つだけウソ。どれ?」と問い、ペアで相談→挙手で投票。ネタバラシのあと「全部“昨日”の文。動詞がどうなってる?」と形式に注意を向けます。watched / cooked(規則)とwent / ate(不規則)を最初から混ぜて聞かせるのがポイント。実際の英語は混ざって出てくるからです。
形式の整理(10分)
板書で規則組と不規則組に仕分けし、「edをつける仲間」「単語ごと変身する仲間」と名づけます。不規則動詞はこの日は go / eat / see / have の4語に絞り、一覧表の暗記は次時以降に回します。
展開: 生徒のウソ日記(20分)
ワークシートに「昨日やったこと3文+ウソ1文」を書き、ペアでウソ当てクイズ。動詞は黒板の語彙バンク(規則12語+不規則4語)から選べるので、書けずに止まる生徒が出ません。
まとめ(5分)
「一番だまされたウソ」を数名に発表させて笑って終わります。シートは回収し、次時の帯活動の音読素材に再利用します。
回収後のひと工夫
集めたウソ日記から傑作を10文選び、次の授業で「クラスのウソ日記ベスト10」として配ると大歓声が上がります。誤りが多かった形(× I goed)も匿名で載せて、みんなで直すところまでがセットです。
投影版パワーポイント(Premium)
この授業案には、導入用のヒントクイズ投影版パワーポイント「先生のウソ日記クイズ」(6日分・日記が1文ずつ増える→クリックで正解・話者ノートつき)が付属します。3文の日記のうちウソ1文を指で当てる全員参加形式で、話者ノートの台本を自分の実話に差し替えるほど盛り上がります。見破った過去形が板書にたまり、授業案のウソ日記ライティングへそのまま接続できます。ダウンロードはPremium特典です。