ALTと英語でうまく意思疎通できず、打ち合わせがどうしても表面的になってしまいます。自分の英語に自信がなく、細かいニュアンスを伝えるのが怖くて、気後れしてしまいます。英語が完璧でなくても、ALTとよい関係を築くには、どうすればいいでしょうか。(中2担当)
完璧な英語はいらない。伝わる工夫と、事前の一手間で関係は深まる
打ち合わせが表面的になるのは、その場ですべてを英語の口頭で伝えようとして、気後れするからです。でも、ALTが求めているのは流暢な英語ではなく、授業をどうしたいかという中身の共有です。話す前にメモや指導案を渡しておく、分からなければ率直に聞き返す、そんな一手間と割り切りで、意思疎通はぐっと楽になります。英語力そのものより、伝えようとする姿勢と準備が、よい関係を作ります。
対策1: 打ち合わせを、口頭だけにしない
その場の英会話に頼らず、目に見える形で共有します。
- 指導案やねらいを紙・チャットで先に渡しておく
- 図や板書計画を見せて、言葉を補う
- 事前に共有しておけば、当日は確認だけで済む
言葉が足りなくても、資料が意図を伝えてくれます。
対策2: 完璧を目指さず、率直に聞き返す
分からないことを、分からないままにしないほうが、信頼されます。
- 聞き取れなければ Could you say that again? と率直に返す
- 難しい言い回しでなく、簡単な英語で伝える
- 通じなければ、書く・単語を並べる・辞書を使う
伝わることが目的で、きれいに話すことは目的ではありません。
対策3: 授業外の雑談を、大事にする
関係ができると、打ち合わせは自然に深まります。
- 授業の話でなく、天気・週末・食べ物などの雑談を交わす
- 相手の国や文化に関心を示す
- 日常の short な会話の積み重ねが、仕事のやりとりを楽にする
英語力より、伝えようとする姿勢
ALTとうまく話せないのを英語力のせいだけにせず、準備と割り切りで補えると気づくと、気後れは軽くなります。資料を先に共有し、率直に聞き返し、授業外の雑談を重ねる。この3つで、表面的だった打ち合わせが、中身のある協働に変わります。完璧な英語を待つ必要はありません。伝えようとする姿勢が、言葉の不足を超えて関係を築きます。