比較級・最上級は、例文の「Tom is taller than Ken.」を何十回書いても定着しません。生徒にとってどちらでもいい情報だからです。このワークシートは「クラスの本当のランキング」をつくる活動に変えることで、比較表現を「自分の主張を通す道具」にします。
この教材で解決できる悩み
- -er / -est と more / most の使い分けが機械的な暗記になっている
- 比較の文を「書ける」のに、会話や意見文で使えない
- 活動のネタが毎回「身長比べ」になってしまう
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(ONE WORLD 2 Lesson 5) |
| 文法項目 | 比較級・最上級・as 〜 as |
| 形式 | A4・2ページ(ランキングシート+意見文シート) |
| 所要時間 | 40〜50分 |
| 準備物 | 印刷したワークシートのみ |
活動の流れ
ステップ1: お題choosing(5分)
シートには「学校のそばで一番おいしい店」「一番役に立つ教科」「行くならどの季節の修学旅行」など、意見が割れるお題が10個並んでいます。グループで1つ選びます。
ステップ2: グループ内ランキング会議(15分)
候補を3つ挙げ、比較の文フレーム(X is more useful than Y. / X is as interesting as Y.)を使って主張し合い、グループの1〜3位を決めます。フレームはシート上部に常時見える形で印刷済みです。
ステップ3: 意見文を書く(15分)
決まった1位について、「1位の宣言+比較を使った理由2文」の3文構成で意見文を書きます。この3文構成は高校入試の英作文の典型パターンです。
ステップ4: クラス投票(10分)
各グループが意見文を読み上げ、最も説得力があったグループをクラスで投票します。
つまずきへの対処
- more taller 型の誤り: 訂正は板書でまとめて。個別指摘より「moreとerは同時に使えない」ルールの再確認が効きます。
- 理由が That's all. で終わる: シート裏の理由表現リスト(For example, / Also,)を指差して促します。
評価への接続
ステップ3の意見文は回収し、思考・判断・表現の評価材料にできます。ルーブリック例(A: 比較表現2種類以上を正しく使用、など)をシート裏に記載しています。