中2の学年末は、受験学年に上がる直前の最後の定期テストです。ここでの見取りがそのまま中3の指導計画になるので、苦手のある生徒にこそ「どこまでは使えて、どこからが積み残しか」を正確に測りたい。ところが2年分の範囲を支援なしで出すと、苦手な生徒の答案は序盤で止まり、白紙の後半からは何の情報も得られません。この基礎版は、標準版と同じ「海外研修の準備」ストーリー・同じ大問・同じ場面のまま、支援だけを足した版です。説明会を聞き取り、ホスト家庭のライアンとのチャットで2年分の文法を使い分け、コースえらびを手伝い、ホストファミミリーへの自己紹介を書く。語群と選択肢と書き出しヒントに支えられて最後の大問まで進んだ答案は、白紙の答案より、はるかに多くのことを教えてくれます。
この教材で解決できる悩み
- 2年分の範囲で苦手な生徒の答案が序盤で止まり、後半から何も見取れない
- 中3に向けて積み残しを把握したいが、テストが「できない」の確認で終わる
- 支援を入れつつ、標準版と比べられる形にしたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年・学年末(2年間の総まとめ:未来・接続詞・動名詞・不定詞・比較。全教科書対応) |
| 形式 | 生徒用4ページ+教師用2ページ(設計表・台本2本・解答・評価規準/評価基準・カスタマイズガイド) |
| 配点 | 100点満点・全小問に配点明記(知識・技能の小問2点/思考・判断・表現3点/ライティング10点) |
| 難易度 | 基礎版(同一場面・同一設計の標準版・発展版は別ページ) |
| 編集 | Word版で固有名詞・範囲・本文・配点を自校に合わせて差し替え可 |
変えているもの・変えていないもの
基礎版で変えているのは支援の量だけです。チャットとメモの空所補充には語群(will / to / that / because / is / trying / cooler / playing / most、同じ語を2回使うこともある10か所ぶん)をつけ、資料読解の提案は選択式にし、英作文には書き出しヒント(I enjoy ___. / I want to ___ in New Zealand.)と条件の絞り込みを入れています。一方で、場面・ストーリー・大問構成・配点・測る力は標準版と同一です。語群があっても、If it( )sunny に is を選ぶには「条件のifの中は現在形」という判断が必要で、I'm interested in( )に trying を選ぶには前置詞のあとの動名詞に気づく必要があります。2年分の使い分けという学年末の中心は、支援の下にちゃんと残っています。
積み残しの「地図」になる答案
基礎版の目標は、全員が最後の大問まで手をつけて返ってくることです。全小問に配点が刻んであるので、返ってきた答案は観点別の得点だけでなく「語群があれば動名詞は使える」「未来の文はまだ形が混ざる」という文法項目ごとの地図として読めます。この地図が、中3の1学期に何を復習してから現在完了に入るか、という受験学年のスタート設計の材料になります。ライティングは条件2つ(ふだん楽しんでいること+現地でしたいこと)で、動名詞と不定詞を1つずつ自然に引き出す設計です。
標準版・発展版との接続
テスト全体の設計思想(学年末=2年分の統合・全大問への目的・場面・状況の設定)は標準版のページで、難易度3段階の作り分けは発展版のページで説明しています。作問の土台となる妥当性・信頼性の考え方は中1・1学期標準版のページにあります。当サイトのテスト作りの相談(学力差の大きい教室・わかるのに使えない生徒)とあわせてご覧ください。