中1の2学期は、現在進行形の-ing形、一般動詞の過去形(規則の-edと不規則)、be動詞の過去形was/wereと、動詞の形が一気に増える時期です。ここでつまずくと、英語がむずかしいものになってしまいます。かといって基礎版として「簡単な変換問題だけ」を渡すと、その生徒は文化祭を英語で伝える経験からも切り離されてしまいます。この基礎版は、標準版と同じEmmaとの文化祭交流ストーリー・同じ大問・同じ場面のまま、支援だけを足した版です。文化祭の実況を聞き取り、チャットの時制を選び、タイムテーブルからEmmaに合う発表を選ぶ。やることは標準版とまったく同じで、そこに語群と選択肢と書き出しヒントが添えてあります。
この教材で解決できる悩み
- 動詞の形が一気に増え、苦手な生徒が白紙を出してしまう
- 支援したいが、別のテストを一から作る時間がない
- ヒントを入れると「何を測っているか」がぶれてしまう気がする
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学1年・2学期(現在進行形・一般動詞の過去形・be動詞の過去形の範囲。全教科書対応) |
| 形式 | 生徒用4ページ+教師用2ページ(設計表・台本2本・解答・評価規準/評価基準・カスタマイズガイド) |
| 配点 | 100点満点・全小問に配点明記(知識・技能の小問2点/思考・判断・表現3点/ライティング10点) |
| 難易度 | 基礎版(同一場面・同一設計の標準版・発展版は別ページ) |
| 編集 | Word版で固有名詞・範囲・本文・配点を自校に合わせて差し替え可 |
変えているもの・変えていないもの
基礎版で変えているのは支援の量だけです。チャットと写真キャプションの空所補充には語群(are / is / playing / practiced / was / were など、同じ語を2回使うこともある10か所ぶん)をつけ、資料読解の提案は選択式にし、本文読解の心情も選択式、英作文には書き出しヒントと条件の絞り込みを入れています。一方で、場面・ストーリー・大問構成・配点・測る力は標準版と同一です。語群があっても、Ken is( )the guitar に playing を選ぶには、これが今の様子=現在進行形だと会話から読み取る必要があります。選択式でも、Emmaの希望に合う発表を選ぶ思考は残っています。支援は答えを教えるものではなく、思い出す手がかりと、解答の入口を用意するものです。
ゼロ回答を出さない設計
基礎版の目標は、全員が最後の大問まで手をつけて返ってくることです。リスニングの⑤は「書き出し Yesterday, I ______.」があるので、聞き取れた生徒は必ず1文書けます。ライティングは条件2つ(今している様子+準備でしたこと)と書き出しヒントで、現在進行形と過去形の文を1つずつ組み立てられます。増えた動詞の形を「思い出せる形」で置くことで、苦手な生徒がスタートラインに立てます。最後の見直しチェック(大文字・ピリオド・進行形am/is/are+ing・過去形の-edと不規則・was/were)も印刷済みです。
標準版・発展版との接続
テスト全体の設計思想(時制の使い分け、全大問への目的・場面・状況の設定、妥当性・信頼性)は標準版のページで、難易度3段階の作り分けは発展版のページで説明しています。作問の土台となる妥当性・信頼性の考え方は中1・1学期の標準版のページにもあります。当サイトのテスト作りの相談(テスト平均点が低かったときの返却・学力差の大きい教室)とあわせてご覧ください。